苦手だったデータを扱う仕事にチャレンジ!

川森:
本日はお時間いただきありがとうございます。
まずは、簡単に入社後の経歴を教えてください。

岡本:
最初は東京本社で約4年間、営業アシスタントとして働いていました。
その後、本社の庶務の方が退職し、私が後任となりました。
庶務は本社と新橋オフィスで約4年間担当しました。
庶務業務の後半からは営業企画の仕事も兼務し、
その後営業企画のDXチームに異動しました。
2年前には福岡に異動し、現在は営業企画の経験が5年目になります。

川森:
2回のジョブチェンジと異動を経験されているんですね!
営業アシスタントから庶務への異動は退社に伴う引継ぎという形だったと思いますが、
営業企画に異動された理由は何ですか?

岡本:
実はトラコムが顧客管理などをするシステムを導入するタイミングで、
上長との面談で「データを扱う人がほしい」という話を聞きました。
営業アシスタントや庶務だけではなく、別の仕事にもチャレンジしたいと思っていたので、
「ちょっとやってみたいです」と話しました。
その時はシステムの管理者だとは知らなかったんですけどね(笑)
川森:
そうだったんですね!元々データを扱うことには抵抗はなかったんですか?

岡本:
実はデータを扱うのは苦手でした…(笑)
当時はExcelでもSUM関数くらいしか使えませんでした。
だからシステム管理は自分には縁のない仕事だと思っていました。
最初はかなり苦労しましたね。

川森:
苦手なのに挑戦するのってすごいですね…!
システムの「おまめさん」を扱うにあたって何か勉強はしたんですか?

岡本:
最初は「おまめさん」の仕組みが理解できなくて。
資格の勉強というよりは、構造理解を重点的に勉強しましたね。

川森:
そうなんですね。「おまめさん」が導入されたのはいつ頃ですか?

岡本:
6、7年前かな?導入前は、Excelやスプレッドシートで顧客管理をしてました。
膨大な顧客データを移行するのは大場さんや伏見さんが行っていて、
私は運用開始のタイミングで加入しました

今まで会社がやってこなかったことにチャレンジできることがやりがい

川森:
移行するのは大変そうですね…。
3職種経験して、それぞれの業務のやりがいや大変だった部分を伺いたいです。

岡本:
営業アシスタントの時は、本社の人数が少なく、私1人だったので業務量がかなり多く大変でした。
でも、1人しかいない分、頼られることがとても多かったので、
目の前にいる営業さんのサポートができている実感が持てたことはやりがいだったなと思います。
庶務は、絶対的な正確性が求められてミスができない仕事なので大変でした。
私は性格的にきっちりしていないので…向き不向きがあるなと感じました。
今でも庶務さんはすごいなと思います。
一方で、総務的な業務や給与計算など、アシスタントの時より業務の幅が広がって、
拠点全体が快適になるような業務に取り組めたことは楽しく、やりがいに感じていました。
今はDXチームとして、今まで会社がやってこなかったことにチャレンジできることがやりがいです。
また、営業さんの「ここをもっと使いやすくしてほしい」という声に対してシステムを改善した時に、
「使いやすくなった」と言ってもらえることが嬉しいですね。
逆に大変なことは、今やっている業務が必ず結果に結びつくわけではないことです。
今となっては顧客管理システムのない業務は考えられませんが、当時は現場に浸透させることがかなり大変で。
営業アシスタントや庶務の時は、自分の仕事によって営業さんが喜んでくれて、
結果が目の前に現れていましたが、
DXチームの仕事は結果に即効性がないので、最初はしんどいなと思っていました。
ですが、今はみんながシステムを使いこなしてくれて、苦労や努力が実を結んだと実感できています。

川森:
特に顧客管理システムの「おまめさん」が当たり前になったのはいつ頃ですか?

岡本:
一番大きかったのは2020年かな。
コロナで完全在宅になった時、「おまめさん」に顧客情報を全部入れていたので、
今まで通り営業活動ができていましたし、
マネージャーも業務管理などのマネジメントが遠隔でもできていましたね。

川森:
「おまめさん」の導入のおかげでコロナ禍でもスムーズに在宅できたんですね!

業務効率化のための推進

川森:
DXチームはどのような業務をやっているのですか?

岡本:
メインは顧客管理システム「おまめさん」の管理です。
データを入れたり、みんなが使いやすいように整理したり、
レポートを作成して営業さんに渡したりしています。
あとは、システム内で自動化を進めています。
例えば、申請フローを自動化し、申請を上げたら自動で上長に申請が行くみたいな。
そのようなロジックを組んでフローを整備し作成しています。
最近は、AIやRPAなどの新しいシステムを投入して、どのように業務効率化できるかを考えていますね。

川森:
頭を使ってすごく大変そうなイメージです。
新しいシステムの情報はどのように仕入れていますか?
また、どのようにシステムを選定していますか?

岡本:
システムの情報に関しては、資料を請求し、導入事例などを見て決めています。
基本的にはDXチームだけで決めるのではなく、
マネージャー陣を巻き込んで、一緒に考えています。
トラコムは「おまめさん」をメインにしているので、
データの繋ぎ込みや連携がうまくできるかなどの親和性はかなり重要視してシステム選定していますね。

川森:
岡本さんがDXを推進している中で目指していることを教えてください。

岡本:
DXを推進しているといっても、どんなに便利なツールでも、
トラコムに合わないなら使いたくないと思っています。
トラコムの業務フローに合わせて、
みんながストレスなく使ってもらえるように意識して業務を行っています。
世の中のDX化の波に乗りつつ、
トラコムに合ったシステムを使用して業務効率化を後押ししていくことを目指しています。

川森:
岡本さんの今のミッションはどのようなものですか?

岡本:
営業だけではなく、社内のいろんな業務を理解しつつ、
それぞれの業務がうまく効率化できるように業務フローを作成していくことが今のミッションですね。

川森:
貴重なお話ありがとうございました!


※「おまめさん」とは?
顧客管理や売り上げ管理をしているシステムのこと。
「まめ」に入力しよう、という意味を込めて、社内では「おまめさん」と呼んでいます。

シン・終身雇用とは?

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