年間休日120日って少ない?多い?

就職活動を始めたときにふと気になる”年間休日”の日数。これから自分が働くかもしれない会社の年間休日が多いのか少ないのか気になるところですよね。年間休日の平均は厚生労働省が実施した「平成31年就労条件総合調査」によると、年間休日の平均日数は108.9日です。ですので、120日は平均より約10日ほど多く、充分な日数だと言えます。では最低ラインの日数は何日なのでしょうか?労働基準法では労働時間は1日8時間、つまり1週間40時間まで定められいます。ここから逆算すると、年間休日105日が最低ラインです。もし希望の会社が105日を下回る時は注意してみてみるといいかもしれません。ちなみに、120日がどれくらいの数字かと言うと、週2日の休日、祝日、それに加えて、お盆・年末年始、つまり一般的にカレンダー通りの休みの合計で120日前後ですので、1年の3分の1がお休みということになります。就職活動をする中で120日を目安の数字にするのもいいかもしれません。

休日にはどこまで含まれているの?

では休日の中に含まれている休暇とはどこまでを指しているのか具体的に休暇の名前を挙げていきましょう。まず休日に含まれるのが「夏季休暇・年末年始休暇」。毎週の定められた休日数に加え、会社が就業規則で「休日(公休日)」と定めていれば夏季休暇、年末年始休暇も年間休日に含まれます。国民の祝日をはじめ、ゴールデンウイーク休暇、シルバーウイーク休暇、会社創立記念日などです。含まれない休暇は「有給休暇」、「慶弔休暇」「結婚休暇」「リフレッシュ休暇」「バースデー休暇」。年次有給休暇は、労働基準法で定められた法定の休暇ではあるものの、会社が定める公休日ではありません。また、同じ会社で働いていても人によって付与される日数や取得できる時期が異なり、年間取得日数には個人差があることから、年間休日に含まれていません。
「慶弔休暇」「結婚休暇」「リフレッシュ休暇」「バースデー休暇」も同じように休暇取得も個人差があるので、年間休日数には含まれていません。

わからない場合は、説明会や面接の際にぜひ確認を!

年間休日120日は週2日の休日、祝日、お盆・年末年始、つまり一般的にカレンダー通りの休みの合計で120日前後なので仕事とプライベートの両方を充実させるには充分な日数と言えます。年間休日の日数は心をリフレッシュでき、仕事を充実させるために重要な項目です。会社によっての定められ方は様々なので調べてもわからないときは説明会や面接のときに聞いてみましょう。(トラコムの採用担当に聞いたところ、質問したからと言って選考に響くことはない、と言っていました)
年間休日の定め方であったり、色々な側面から会社を知ることで自分にあった会社が見つかるかもしれません。就職活動、転職活動の際に参考にしてみてください。
ちなみに、トラコムの2020年度の年間休日は120日ですよ~。

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