グループディスカッションって必要?

グループディスカッションとは、
複数人のグループで与えられたテーマについて議論し、
結論を導く過程を評価対象とされる選考方法の一つを指します。
「GD(グルディス)」と呼ばれるこの選考では、
学生のコミュニケーション能力や協調性、思考力が測られています。

大人数の前で意見を発言することが苦手…
コミュニケーション力に自信がない…
という方は、GD選考に気が進まないかもしれません。
しかし、企業にとっては面接とは違う適性を判断する重要な機会なのです!
就活生にとっても、ESや面接とは違った自己PR面をアピールできる場であるとも言えます!

GDで必要な役割の種類

GDでは、まず初めに役割決めを行います。
主に5つある役割を評価ポイントとともに紹介します!

①ファシリテーター・司会者
 議論を効率的に進め、参加者の意見を引き出す役割です。
 常に俯瞰した視点、相手の意見に向き合う傾聴力、グループを統率する力が必要になり、
 状況に応じて柔軟に対応できるかという点も評価されています。

②書記
 議論の内容を捉え、要点をまとめる役割です。
 意見の共通点や相違点を見つけまとめる力、見やすい要約が作成できる力、
 意見の聞き取りスキルが求められます。

③タイムキーパー
 時間内に議論を進め、時間配分の管理をする役割です。
 ディスカッションの流れによって配分を変え、
 臨機応変に対応できる力が必要になります。

④発表者
 議論内容や結論などを発表する役割です。
 立ち居振る舞いなどのプレゼンテーション力、聞き手に伝わりやすい文章の構成力、
 積極的な姿勢が必要不可欠です。

⑤アイデアマン
 議論の活性化のため、テーマに対してアイデア出しをする役割です。
 役職のない学生に求められる場合もあります。
 積極的に発言できる力、テーマの本質に沿った発言をする理解力、
 多角的な視点を持っているかを評価されています。

 自分にあった役割だけでなく、どの役割に指名されてもできるようにインプットしておきましょう!!

実際の人事に聞いてみた!GDの評価ポイント

GD全体を通して、人事はどこに着目しているのでしょうか?
実際の人事に評価ポイントを聞いてみました!

・初対面の複数人と円滑なコミュニケーションをとれているか。
 笑顔で丁寧に話しかけ、全員に意見を求めて、
 話しやすい雰囲気づくりをしてみよう!

・場の雰囲気を損ねず、協調性をもって取り組めているか。
 相手の意見を否定せず、積極的に議論に参加して、
 グループとして一致した結論を導こう!

・議論の状況を読み取り、臨機応変な対応をできているか。
 話が脱線したら、論点を整理して軌道修正しよう!

・問われたことに対し、自分の意見を持ち、かつ伝えられているか
 テーマの本質を捉え、根拠とともに自分の意見を伝えてみよう!

これらの点に意識してGDに臨みましょう!!

さいごに…

GD選考への理解は深まったでしょうか!
ちなみに、トラコムでは学生さん自身のお話をじっくり伺う選考を行っているため、
GDは実施していません(^^)

就活においてGD選考を避けて通ることは難しいと思います。
自己分析から適切な役割を把握し、新たなアピールの場として利用していきましょう!

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