自己PRとガクチカの違いってなに？

ついつい内容がかぶってしまいがちな自己PRとガクチカ。
でもせっかくのアピールの場で同じエピソードを記載するのはもったいない！
違いをしっかりと把握して、アピールの場を増やしましょう！！

自己PRは、自分の人柄や長所をアピールする場所。
ガクチカは、自分が熱心に取り組んだ姿勢や努力をアピールする場所です。

例えば…
「自分のコミュニケーション力と強調力の高さを活かして周囲の人を巻き込み、
全員の意見をまとめて納得のいく結果につなげられた」というエピソードは自己PR。
「目標と現実の差を把握し、様々なことに取り組んで達成することができた」
というエピソードはガクチカにあたります。

この二つの内容の違いを理解して各項目に必要な事項を記載することで、
自分の魅力を企業に最大限表現しましょう！

長所や強みが役立った経験をアピールする自己PR欄は、どのような構成で書けばよいのでしょうか？
人事が注目するポイントも紹介します！

自己PRは、
①自分の強み
②強みを活かした具体的なエピソード
③それにより得られた結果
④仕事面でどのように活かせるか
この順で書くと、わかりやすく論理的に表現できます。

企業側は、自己PRで「自社に適した人柄かどうか」を注視しています。
例えば、企業の求める人材が柔軟性や変化に対応する力のある人だったとして、
学生が一度決めたことを最後まで突き通す一貫性を強みとする人柄であれば、
それは企業と学生はミスマッチであると言えます。

このように、企業がどのような学生を求めているのか？
を把握し自分に合った企業を探すことも重要になります。

自分の自己PRが見つからない…
短所しか思いつかない…
という方は、自己分析や他己分析を積極的に行いましょう！
また、「せっかち→行動が早い」など
短所を言い換えてPRにすることもおすすめです！

ガクチカは、物事の取り組み方をエピソードとして表現する場です。
自己PRとは違うアピールポイントを企業側にしっかりと伝えていきましょう！

ガクチカは、
①結論：どのような取り組みをし、どのような結果につなげたのか
②現状：取り組み前の背景や当時の状況
③目標：目標とその目的、目標を立てた動機
④課題：直面した問題や壁
⑤アクション：それに対し自分が起こした行動
⑥学び：結果とこの経験から得た学び
という構成で作成すると伝わりやすいです。

企業はガクチカから学生の物事に取り組む姿勢や考え方を評価して、
自社の業務に活かせるかを見ています。
学生が仕事に対してどのように力を注ぐのか再現性を高めているのです！

自己PRとガクチカの違い、記載内容とアピールポイントの違いを理解することはできたでしょうか？
同じ内容を書くのは避け、
企業に対しての表現の場を増やして内定に近づけましょう！