自己分析をする目的とは?

自己分析とは、
自身の過去の経験、その時の思考を整理し、能力や強み・弱みを理解することです。
自身の価値観や行動の軸、感情の変化を言語化することが大切です。


【自己分析の目的】
①自身のアピールポイントを把握し、他者に理解してもらうため
「あなたの強みを教えてください」と聞かれて、すぐ答えることはできますか?
こちらの質問には、なんとなく答えることができる方が多いと思います。
しかし、「なぜそう思いますか?」と聞かれたらどうでしょう。
『なぜ』つまり、理由が明確にないと、初対面の相手にはあなたの魅力は伝わりません。
就活・転職活動は知らない人に自身を理解してもらうことが大切です。


②就活の軸を探すため
どのように働きたいか、どのような社会人になりたいか、など就活の軸は様々ですが、
自身の価値観を理解することができれば、大事にするものが見えてくるはずです。
但し、自身の強みと本来目指したい姿に差がある場合もあります。
その場合は、「私には向いていないんだ」と落ち込むのではなく、
なぜそのようになりたいのか、をさらに考える必要があります。

自己分析の方法と活用の仕方

自己分析の方法はさまざまですが、代表的なものを紹介していきます。

①モチベーショングラフの作成
<進め方>
自分の幼少期から今に至るまでの人生を振り返り、浮き沈みやそのときの出来事、
感じたことなどをグラフでまとめてみましょう。
今まで一番モチベーションが高まった・低くなったシーンにおいて、その背景と理由を書き出します。

<活用の仕方>
モチベーションを把握することで自身の価値観や自身のなりたい姿、ありたい姿を把握することができます。
どんなときにモチベーションが上下するかを踏まえて、仕事に置き換えて考えてみましょう。
例えば、自分のテンションがあがるときは、「周囲の人と喜びを分かり合ったとき」であれば、
何かの目的に向かってチームで取り組む仕事が合うかもしれません。


②自分史を振り返る
<進め方>
時系列ごとに印象が残っているエピソードや価値観が変化したエピソードを書き出します。
そのエピソードから、自身の取り組みや行動、その結果どうなったかを振り返ってみましょう。
その後は『なぜ』を繰り返していくことで、大切にしている価値観、強み・弱みを把握することができます。
その際は自分を全く知らない人なったつもりで、『なぜ』と問いかけてみましょう。より深堀りをすることができます。

<活用の仕方>
目指す業界や職種があるのであれば、
自身の強みをどう活かすことができるかを考えてみましょう。

目指すものがない場合は、
強み・弱みを把握した上で、
自分がどうありたいか、なりたいかを考え、どう活かせるかを考えます。

さいごに

自己分析をただやみくもにやれば良いというわけではありません。
目的を持ち、そのうえで、自分が「どうありたいか」「どうなりかいか」を大切にして、
就職・転職活動をスタートしてほしいと思います!

自己分析で自身の強み・弱みを知り、新しい一面が発見できますように…。

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