オウンドメディアが企業の財産に

―湯浅さんがテクタス事業部に配属になり、感じたことは?
12,3年くらいリクルートの求人広告事業をやっていましたが、
テクタス事業部ができる前に、新規事業準備室ができそちらへ配属になりました。
そこでは、採用向けのパンフレットやリクルート以外の求人広告を扱っていました。
求人広告事業だけでは課題解決ができないこともあったので、
それがテクタス事業部で実現できると思い、楽しみが大きかったですね。
最初は集客事業メインでしたが、私は、オウンドメディア(※)を中心にやることになり、
採用難のお客様に価値を提供できそうと感じたし、新しいことへのワクワクが大きかったですね。
求人原稿は掲載期間が決まっていますが、
オウンドメディアは企業の財産として残るので、それが魅力です。


―現在はどのような仕事をしていますか?
オウンドメディアの代行や、どんな記事を書いたら興味を持ってもらえるかなどの企画、
Googleアナリティクスの分析などを中心にやっています。
元々求職者が知りたい情報という観点で仕事をしていたこともあり、
それは活かされていると思いました。
自分が感じていたことと、調べたデータがマッチしていて、
実感を裏付けしていくのがとても面白いですね。

※オウンドメディアとは
自社発行の広報誌やインターネットの自社ウェブサイト・ブログなど、
企業や組織自らが所有し、消費者に向けて発信するメディアのこと。
まさに今皆さんが見ているメディアもトラコムのオウンドメディアです!

企業の魅力を世の中に発信していくことが使命

―オウンドメディアの運用で大切にしていることは?
担当している会社のことを好きになることです。
例えば介護系のお客様だと、すごく大変なイメージがありますが、
お客様のことを知るにつれて、「いい会社だな」と実感するんです。
それを世の中に発信していくことが自分たちの使命だと思っています。
お客様も協力をしてくださるので、一緒に頑張ろうと思えるんですよね。
オウンドメディアの運用は、お客様の協力がないと難しいので、
導入前にはお客様にも協力をお願いしています。


―運用していて嬉しかったことはありましたか?
新卒入社の方にインタビューをさせてもラった際に、
「選考の段階で見ていたのですが、自分が出る側になるんですね」と言われ、
それが嬉しかったですね!
また、インタビューを通して、
人事と現場など、社内コミュニケーションのきっかけを作ることができるのも嬉しいです。

さらにスキルアップをしていきたい

―湯浅さんはお子さんがいますが、家庭との両立で気を付けていることはありますか?
子供は15歳と12歳なので、だいぶ子育ては落ち着いてきましたが、
時間を決めてやることは意識しています。
今後は自分のスキルアップをしながら、
自分のノウハウを言語化して、マニュアル化できたらいいなと考えています。


―記事を書く際のコツは?
AIDMAの法則(※)をもとに、足りていない情報はどこかを考えるようにしています。
また、お客様が伝えたいことは何か、満足度を上げることは何かを常に考えています。


―最後に一言お願いします!
今は求人広告事業部の方からお客様を紹介してもらっていますが、
さらに紹介を増やしていきたいと思っています。
そのためには、テクタス事業部のことをもっと社内に浸透させられればと思っています。

※AIDMAの法則とは
消費者が商品などのモノを認知して、そこから実際に購入につながるまでの「消費活動」を示したものです。
「知るAttention(注意)→興味を持つInterest(興味)
→欲しいと感じるDesire(欲求)→記憶するMemory(記憶)→購入するAction(行動)」が
消費活動のプロセスと言われています。

関連する記事

関連するキーワード

著者